赤毛のアンつかりの穏やかな島『プリンス・エドワード島』

四季折々の花とともに、のどかな田園風景が広がる島

赤土の海岸線に彩られ、四季折々の花とともに、のどかな田園風景が広がるこの島は、インディアンの言葉で「アベグウェイト(波間に浮かぶゆりかご)」といわれるほど穏やかで、素朴な空気に満ちています。
セント・ローレンス湾のコバルトブルーの海に囲まれたこの島は、訪れた人をどこが懐かしい気持ちにさせてくれます。島の名前の由来はイギリス国王ジョージ3世の王子にちなんで付けられ、島の中央に位置するシャーロットタウンが州都。1864年9月にカナダ連合政府の代表が集まり、カナダ連邦の結成についての会議が開かれた歴史的な場所でもある。そして、何よりもこの島を世界的に有名にしているのは、名作「赤毛のアン」の舞台となった土地でもあり、物語ゆかりの風景にいたるところで出会えます。作者のL.M.モンゴメリーの故郷でもある。
島の主な産業は漁業で、特にジャガイモの裁判が盛ん。また、ロブスターをはじめとする新鮮な海産物も豊富で、観光客の舌を楽しませてくれる。

バンクーバーの気温

ビクトリアの夏の日中の気温は20℃?27℃で、まれに日中30℃を超える日もあるが、湿気がないため汗はかかない。夕方や夜は涼しく、夜は窓を開けて軽いブランケットをかけて寝るのに快適。沿岸を旅行するなら、夏でも薄手のセーターを持参したほうがいい。

ビクトリアと日本の時差

ビクトリアは日本との時差?17時間。ただし、4月第1日曜日?10月末日まではサマータイムのため、時差は1時間増える。

両替

ビクトリアは日本との時差?17時間。ただし、4月第1日曜日?10月末日まではサマータイムのため、時差は1時間増える。

ビクトリアは観光都市なので、空港やダウンタウンのいたる所に両替店がある。換算レートはもちろん現地がお得で、空港に比べダウンタウンが少しいい。自動支払機(ATM)は各地に設置されていて、各種クレジットカードは広く利用できる。なかでもVISAとマスターカードが便利。

島を歩こう

島を歩くとこの島の美しい風景をじっくりと実感できます。丘の花や森の木々、海の青さが一段と身近に感じられます。
島内を以前走っていた列車の線路を取り払い、コンフェデレーション・トレイルといわれる散策道として整備し、今では島の隅から隅まで行き渡っている。
国立公園や州立公園内にも、歩きやすいトレイルがたくさんある。山のないこの島は比較的平坦で丘を越えてゆくようなハイキング。上級者ハイカーには物足りないが、写真を撮りながらのんびりと歩くことを楽しみな人にはおすすめ。