四季折々の花とともに、のどかな田園風景が広がる島
赤土の海岸線に彩られ、四季折々の花とともに、のどかな田園風景が広がるこの島は、インディアンの言葉で「アベグウェイト(波間に浮かぶゆりかご)」といわれるほど穏やかで、素朴な空気に満ちています。
セント・ローレンス湾のコバルトブルーの海に囲まれたこの島は、訪れた人をどこが懐かしい気持ちにさせてくれます。島の名前の由来はイギリス国王ジョージ3世の王子にちなんで付けられ、島の中央に位置するシャーロットタウンが州都。1864年9月にカナダ連合政府の代表が集まり、カナダ連邦の結成についての会議が開かれた歴史的な場所でもある。そして、何よりもこの島を世界的に有名にしているのは、名作「赤毛のアン」の舞台となった土地でもあり、物語ゆかりの風景にいたるところで出会えます。作者のL.M.モンゴメリーの故郷でもある。
島の主な産業は漁業で、特にジャガイモの裁判が盛ん。また、ロブスターをはじめとする新鮮な海産物も豊富で、観光客の舌を楽しませてくれる。