ナイアガラの滝周辺を運行しているバスは、ピープル・ムーバーとフォールズ・シャトルのふたつの路線バス。ナイアガラの滝周辺の観光にはピープル・ムーバー、バスディーポやVIA鉄道駅からナイアガラの滝周辺のホテルまでの移動にはフォールズ・シャトルが便利。冬期には減便するので、近いところは歩いたほうが早い場合もある。レンタカーも便利だが、 駐車場の数が限られているのが難点。ハイシーズン以外はタクシーも貴重な足となる。流しのタクシーはないのでホテルなどから利用しよう。
ナイアガラ市内の移動手段
カナダ側のナイアガラの滝の見どころだけを結んでいる便利な循環バス。季節によって運行区間は変動するが、夏シーズンはテーブル・ロック・コンプレックスからナイアガラ・パークウェイ(Niagara Parkway)、リバー通り(River Road.)に沿ってクイーン・ストン・ハイツまで30kmを循環している。徒歩では行きにくい花時計や、グレイハウンドのバスディーポやVIA駅近くを走っているので移動にも便利。発車は20分おきで、チケットはナイアガラ・フォールズ周辺の観光案内所(ウエルカムセンター)や、主要アトラクションの売店で購入できる。チケット代わりに渡させるステッカーを胸に貼っていれば1日中乗り放題。因みにインクライン・レイルウェイにも併用でき1日中乗り放題。
ホームページ(英語):http://www.peoplemover.org/
ナイアガラ・トランジットが運行するフォールズ・シャトルは、ナイアガラの滝周辺からバスディーポやVIA鉄道駅があるダウンタウン方面のルートや、その他広範囲をカバーしているので移動には便利。しかし本数が少ないので観光には不便。チケットは直接運転手さんか、VIA鉄道駅かバスディーポで購入できる。デイバス(1日券)もある。デイパスがあれば観光に便利なピープル・ムーバーへの乗り継ぎが割引になる。
テーブルロック・コンプレックスとポーテージ通り(Portage Rd.)を結ぶケーブルカー。名の通り傾斜(インクライン)になっており、崖の上のフォールス・ビュー地区のホテルやミノルタ・タワーなどへの移動に便利。観光用ではない。
滝の下流にあるプロスペクト・ポイント近くの停留所からプロスペクト公園を通り、アメリカ側のおもなポイントに停まりながらゴート島を一周して戻ってくる便利なオープンコーチ。ゴート島は意外に広いのでうまく利用しよう。チケットは始発地点のブースで購入でき、風の洞窟、三姉妹島など全6ヶ所の地点で自由に乗り降りできる。
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