ビクトリアのダウンタウン
インナー・ハーバーに面して、歴史ある建造物が並ぶ街並みが印象的なビクトリア。インナーハーバーを囲むようにして建つ州議事堂と、フェアモント・エンプレス・ホテル。この二つの建物がビクトリアのシンボル
ビクトリアは見どころが集中しているので歩いて回れダウンタウンを散策するだけでも楽しめるのが特徴。歴史的背景から英国の文化も色濃く残すビクトリアでは、アフタヌーンティーも是非味わってみてください。エンプレスホテルの前を南北に走るガバメント通り(Goverment St.)は、ビクトリアのメインストリートで観光施設やショップ、レストラン、デパートが集中している。
ガバメント通りと平行して走るダグラス通り(Douglas St.)からフォート通り(Fort St.)に入り先に進むとアンティックの店が軒を連ねる。
ダウンタウンの北には北米一小さなチャイナタウンや、南には地元の人がジョギングや散歩を楽しむビーコン・ヒル公園がある。
インナーハーバー
Inner Harbour
ビクトリアの旅はまずここインナー・ハーバーからスタート。穏やかな港沿いに遊歩道が延び、その周りに州議事堂などの見どころが並ぶ、まさにビクトリアの魅力が凝縮された場所です。遊歩道には、小さなギフトショップやアーティストのお店などが並び、とても華やか。港を行き交うかわいらしい渡し船、カラフルな花々のハンギング・バスケットなども、この街を彩るアクセントです。インナー・ハーバーからは水辺の美しい風景をたっぷり堪能しながらの散策が楽しめます。また、夕暮れ時ともなると、オレンジ色の夕陽に照らされた議事堂やフェアモント・エンプレス・ホテルの姿が水面に映えて、なんともロマンチックな景観を見せてくれます。
このインナー・ハーバーを中心とするビクトリアのダウンタウンは、コンパクトにまとまっているので、ほとんどの見どころやレストラン、ショップへ歩いていけるという手軽さがうれしい点。観光案内所もハーバーの一角にあります。
州議事堂
British Columbia Parliament Buildings
ビクトリアの旅はまずここインナー・ハーバーを見下ろすビクトリア朝の威厳ある石造建築。前庭にはビクトリア女王像が、議事堂の中央の青銅ドームの上には、バンクーバー島を英国人として始めて一周し島であることを証明したジョージ・バンクーバーの像が建つ。ビクトリアの建築家フランシス・ラッテンベリー(Francis Rattenbury)の設計により1893年から5年の年月をかけて建てられた。建物は夜になると3000個のイルミネーションでライトアップされるので必見。建物内部は誰でも無料で見学できるが、議会がひらかれている時や週末は閉まっている。
所在地:501 Belleville St, Victoria, BC V8V 2L8
ホームページ(英語):https://www.leg.bc.ca/
フェアモント・エンプレス
The Fairmont Empress
「女王陛下」の名をもつ純英国風の伝統的ホテル。南に州議事堂、西にインナー・ハーバーを見下ろして建つ、古城のような建物が「女王陛下」を名に冠した最高級ホテル、フェアモント・エンプレス・ホテル。ビクトリアのシンボルとして、観光客の記念写真スポットになっている。なかでも人気があるのは、19世紀の伝統を引き継ぐ1階のティーロビー(Tea Lobby)でのアフタヌーン・ティー。スコーンとよばれるパンやケーキ、フルーツと紅茶で、英国の伝統をじっくりと味わいたい。ティーロビーはジーンズやTシャツでの入場不可。
所在地:721 Government St, Victoria, BC V8W 1W5
ホームページ(日本語):http://www.fairmont.jp/empress-victoria//
ロイヤル ブリティッシュ コロンビア博物館
The Fairmont Empress
州議事堂の隣に立つ博物館。館内は3つのフロアに分かれブリティッシュ・コロンビア州の歴史や文化にまつわる展示が充実。インディアンに関する展示やカナダ・パシフィック鉄道の歴史、19世紀のカナダの町を再現したコーナーも興味深い。毎年春?秋にかけて行なわれる特別展示も人気。館内にはアイマックス劇場(IMAX Theatre)もある。また、屋外にはトーテムポールが立ち並ぶザンダーバード公園や、1852年に建てられたヘルマッケン・ハウスがある。
所在地:675 Belleville St, Victoria, BC V8W 9W2
ホームページ(英語):http://www.royalbcmuseum.bc.ca/