バンクーバー・ダウンタウンは、バラード入り江(Burrard Inlet)とフォールス・クリーク(False Creek)に挟まれ、イングリッシュ湾(English Bay)に突き出した半島部分。半島の先端には巨大なスタンレーパークがある。ダウンタウンと呼ばれる範囲は、直径3kmくらいなので徒歩で十分ショッピングや観光が楽しめる。中心は、ロブソン・ストリートとバラード・ストリートの交差したあたり。ここからバラード・ストリートを北へ進むと、近代的なオフィスビルが並ぶウォーターフロント。ウォーターフロントから東に徒歩5分ほどのところにウォーター・ストリートがあり、そこが蒸気時計が有名なバンクーバー発祥の地ギャスタウンだ。そこからさらに東に10分ほど進むとチャイナタウンがあるが、この間の治安は非常に悪いので、絶対に通らないように。バンクーバーの目抜き通りであるロブソン・ストリートには、ショッピングやレストランが集中しており、夏期は観光客で日中でも賑わっている。北西の端にはスタンレーパークがあり、南東の橋にはBCプレイス・スタジアムがある。BCプレイスすぐ隣は、バンクーバーの北米プロ・アイスホッケーリーグであるバンクーバー・カナックスの本拠地ロジャース・アリーナだ。この辺りから南西は、倉庫街として使われていたレンガ造りの建物が並ぶイエールタウン。再開発後はおしゃれなレストランやセレクトショップとして青年実業家が多い町へとかわった。ダウンタウンの道は碁盤の目状になっており非常にわかりやすい。 ダウンタウンを上手く歩くにはロブソン・ストリート、地元向けの小さなレストランが並ぶデンマン・ストリートと、デイビー・ストリート、さらにグランビル・ストリートを覚えてればいい。
トロント・ダウンタウンの観光スポット
CNタワー
CN Tower
トロント観光の定番スポットでもある553.33mの高さを誇るトロントのシンボルタワー。年間約2万人の観光客が訪れる人気スポットだ。洗練された姿は、高層ビル群のなかでもひときわ目立つ。
ガラス窓のエレベーターは、58秒で一気に展望ルームへ。ここからはオンタリオ湖や整然とした街並みなど、360度の眺めが満喫できる。さらに上にはスカポッド(Sky Pod)とよばれる地上447mの展望デッキがあり、ここからの夜景やまさに宝石箱をひっくり返したようだ。免税店も入っている地下のマーケット・プレイスには、しゃれた土産物店もある品ぞろえもいい。
行き方
ユニオン駅からスカイウォーク歩道橋を歩いて約10分。
お勧めしたい展望レストラン『360 Restaurant』
世界で最も高い場所にあるワイン・セラーを併設するトロント最上級のレストランは、360度の眺望も見どころのひとつ。
9,000本ものワインの中から1本を選び、スリルいっぱいの冒険に乾杯を!
メニューは夏と冬に入れ替わるので、事前にチェックしていこう。
レストランの予約があれば展望フロアー、グラスフロアーも無料で利用できる。
専用エレベーターであがるので並ばなくてよい。
食事は夜景がおすすめ。必ず事前に予約しておこう。
所在地:100 Queen St W, Toronto, ON M5H 2N2
ホームページ(英語):http://www1.toronto.ca/
市庁舎
The Toronto City Hall
市民の憩いの場『ネイザン・フィリップ広場』
1965年に建造された新市庁舎。ふたつの湾曲をしたビルが向き合うように建てられた斬新なフォルムが目を引く。建物正面のネイザン・フィリップ広場に置かれた見事な彫像には驚かされる。正面玄関すぐの案内所でパンフレットをもらって内部を自由に見学することができる。広場は市民の憩いの場でもあり、さまざまなイベントが催されるほか、冬にはスケートリンクになる。
広場の東横の時計台がある石造りの建物は、1899年に建てられた旧市庁舎で、大理石がふんだんに使われた内部が豪華。現在はトロント市の裁判所として利用されているほか、市民の結婚式なども行われる。
所在地:100 Queen St W, Toronto, ON M5H 2N2
ホームページ(英語):http://www1.toronto.ca/
オンタリオ州議事堂
Legislative Assembly of Ontario
1893年建立の威風堂々なたたずまい
美しいクイーンズ・パークの中央にあり、初代首相マクドナルドの銅像が立っている。内部はマホガニーの調度品や大理石で贅沢に飾られている。内部見学のツアーも催行されている。
所在地:111 Wellesley St W, Toronto, ON M7A 1A2
ホームページ(英語):www.ontla.on.ca
セント・ローレンス・マーケット
St. Lawrence Market
トロント庶民の台所
1803年のオープン以来、トロント市民の台所として今でも親しまれている食料品マーケット。通りを挟んで、北側と南側のふたつに分かれている。量り売りのチーズや、旬の野菜や肉などの生鮮食品のほか、デリやレストランも充実。北側のマーケットでは、土曜日の朝5時から地元農家の朝市が開かれ大変賑わう。南側のマーケットは初代の市庁舎を利用した趣ある建物。
所在地:93 Front St E, Toronto, ON M5E 1C3
ホームページ(英語):http://www.stlawrencemarket.com/
ウォーターフロント周辺の観光スポット
トロント・アイランド・パーク
Toronto Island Park
クルーズ気分もあじわえる都会のオアシス
トロント・アイランドはオンタリオ湖に浮かぶ公園の島で、トロント市民の憩いの場。
フェリーから望む街並みも美しく、特に夏は観光客が多く訪れる。
市内のウェスティン・ハーバー・キャッスルホテル(Westin Harbour Castle Hotel)裏のフェリー乗り場から、ほんの10分で到着する。カナダ最大の人口を誇るトロントとはまるで別世界。ビーチでの水遊びや、ピクニックにカヌーやボート遊び、遊園地などでカップルや子供連れの家族が穏やかな時間を過ごしている。お勧めはサイクリング。島内にはレンタサイクルもあるので、オンタリオ湖沿いを走るの気持ちいい。
絵葉書と同じ景色が広がるのもここ。特に夕暮れから夜景にかわるダウンタウンの眺めは必見です。島は主にWard’s Island(ワーズ島)、Centre Island(セントラル島)、Hanlan’s Point(ハンランズ・ポイント)の3つの島がつながってできており、フェリーの行き先も3つに分かれているが、船着場にインフォメーションセンターがあるセンターアイランド行き(Centre Island)が便利。冬季は基本的にWard’s Island(毎日)のみの運航だが、フェリーからの景色を楽しむ目的であれば本数が多いので夏でもおすすめ。
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