オーロラ鑑賞施設「オーロラビレッジ」

イエローナイフやその近郊でオーロラ鑑賞のベースとなる場所はいろいろあるが、そのなかでも施設が整い、快適な鑑賞環境を提供しているのがオーロラビレッジ社が所有する「オーロラビレッジ」。日本からのツアーでも多く利用されている。

敷地内にはティーピー(先住民が住居として利用していたテントでオーロラ鑑賞では待機場所として使われている)が並ぶ。サイズも2名から5名収容のプライベート・ティーピーから最大50名が入れる大型ティーピーまでさまざま。また、150名収容のダイニングホールやギフトショップまでそろう。

このほかオーロラ鑑賞だけでなく、極寒のなかで見られる不思議な現象を実演する極寒実験教室は、オーロラが現れるまでのアトラクションとして人気を集めている。

冬のオーロラのシーズンは11月中旬から4月上旬。一方、夏でも晴天率の高い8月下旬から9月末の期間はオーロラ鑑賞に最適な季節となる。オーロラは冬というイメージが強いが、最近では夏オーロラの認知度も上がってきた。

夏は気温的にも鑑賞しやすく、緑の光の帯が湖面に反射する神秘的な様子など冬とは異なる景色を楽しめる。グレートスレーブ湖でのオーロラクルーズなど夏ならではのアクティビティも訴求力は高い。

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