モントリオールの旧市街のみどころ

モントリオール発祥の地である旧市街は、今もなお19世紀の古い路地や建物などが残されています。

旧市街と呼ばれるエリアは、セント・ローレンス川沿い、マギル(McGill)、サン・ジャック(St. Jacques)、ベリ(Berri)の通りに囲まれた一帯を言います。

地下鉄を利用していくにはスクエア・ビクトリア駅(Square-Victoria)、プラス・ダルム駅(Place-d’Armes)、シャン・ド・マルス駅(Champ-de-Mars)をいずれかで下車。

狭いエリアなので徒歩でまわれますが、見どころはたくさんあるので1日はみておいたほうが良いでしょう。

旧市街を徒歩でのんびりと観光するには、プラス・ダルム駅で降りノートルダム通り沿いのノートルダム大聖堂(徒歩で約5分)と、そこから北へ徒歩7から8分にある旧市外の中心ジャック・カルティエ広場へ。モントリオール市庁舎もすぐ脇にあります。

ジャック・カルティエ広場から歴史を感じさせる石畳のサン・ポール通り(Rue Saint Paul E)を北へ5分ほど歩くとノートルダム・ド・ボンスクール教会(Notre-Dame-de-Bon-Secours Chapel)があります。ここからシャン・ド・マルス駅までは徒歩約10分で行けます。

ノートルダム教会

Basilique Notre-Dame de Montréal

1829年に建てられたゴシック様式の重厚なカトリック教会。

モントリオールで、最も有名な宗教建築でもあり、カトリックの教会としては北米最大規模

2つの尖塔は高さ約69メートルあり、それぞれ節度と忍耐を意味しています。

東塔には10個の鐘からなるカリヨンが、西塔には重さ11トンもの大鐘が納められています。

黄金の祭壇がある聖堂内部は、美しいステンドグラスが飾られ、差し込む光が聖堂内部を照らし、エメラルと色の天井を映し出しています。

カナダ国内最大級の7000本のパイプをもつパイプオルガンがあり、モントリオール交響楽団によるモーツアルトのコンサートや、クリスマス・コンサート、夜は年間を通して光と音楽のショーが開かれています。

大聖堂前のダルム広場は、1642年に数十人のフランス人を引き連れたメゾヌーブがフランス人居住地ビル・マリー(現在の旧市街)を築いた場所とされ、モントリオール発祥の地をいわれています。広場の中央にはフランス国旗をあげる彼の像が立っています。

ホームページ(英語):http://www.basiliquenotredame.ca/

ジャック・カルティエ広場

Place Jacques-Cartier

旧市街の中心的な広場で、ノートルダム通り沿いのモントリオール市庁舎の前に立つトラファルガー海戦で活躍したイギリス海軍の英雄ネルソン提督の像が目印です。

そこから旧港へむかって緩やかな見晴らしが良い下り坂が細長くのびています。

ここはかつては公共市場として賑わい、今なお広場には花やフルーツスタンドがあり、広場を見渡すようにカフェが軒を並べています。夏には大道芸人が出て賑わいます。

所在地:333 Prospect St, Niagara Falls, NY 14303
ホームページ(英語):https://www.niagarafallslive.com/cave_of_the_winds.htm

ノートルダム・ド・ボンスクール協会

Marguerite-Bourgeoys Museum Notre-Dame-de-Bon-Secours Chapel

1655年にモントリオール初の教師であるマルグリット・ブルジョワ(Marguerite Bourgeoys)により創設されたカソリック教会

1754年に当時木造だった教会は火事になり1771年に再建されました。

船が入港する際の目印ともなった教会は、別名「船乗りの教会」としても知られ、天井には、船乗りたちが航海の安全を祈願した船の模型が下げられています。

建物内にはマルグリット・ブルジョア博物館(Marguertic-Bourgeoys)があり、マルグリットに関する資料があるほか、博物館内から尖塔の上に出ると旧校の眺めを見渡すことができます。

ホームページ(英語):http://www.marguerite-bourgeoys.com/